吾輩は猫である:2話:猫の気持ち
(ナ)吾輩は猫である 2話:猫の気持ち
(猫)吾輩は猫である
(ナ)人家のご飯のお世話になる日が数日続いた時に気づいた
(ナ)人間は、その優しそうな人だけではなかった
(猫)初めての世界は知らない人が沢山いたのだ
(猫)吾輩は猫であるが故に怖くなった
(猫)警戒しながら、愛嬌をふりまいた
(にゃーーー)
(ナ)反応は良かった
(猫)猫である吾輩は猫であることが嬉しかった
(猫)しかし、吾輩は猫であり、会話はできない
(にゃーー)
(猫)しかいえないのだ
(猫)人間は羨ましい
(猫)猫は猫同士でしか会話はできない
(にゃーにゃー)
(猫)しかいえないのだ
(猫)どうして猫は話せないのか?
(猫)吾輩は、人間と話がしたい
(猫)けど(にゃーにゃー)しかいえない
(猫)人間には、吾輩はどう見えてるのであろうか?
(ナ)愛嬌をふりまく猫?
(ナ)警戒してる猫?
(ナ)発情期の猫?
(猫)吾輩の本当の気持ちは違う
(猫)吾輩は猫だけど喋りたいのだ
(猫)吾輩は猫である
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