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プロモーションPV(仮)設定段階なので変わる可能性(大)ですが、乞うご期待
1話
哲雄「うおおおおおおおおおっ!!!」
ナレーション「かつて地球にひとりの英雄がいた。」
ナレーション「彼は仲間達と共に、地球に訪れる危機に対し、人類の叡智、そして持ち前の勇気を武器に何度もはじき返してきた」
ナレーション「だが、時の流れというものは残酷だ。どれだけ歴史に名を残すほどの大英雄もみな歳を取る。それは避けられない運命である…」
オープニング&タイトル
テロップ「人類最大の決戦から60年後」
ナレーション「最大手企業コナハイム某所にて…」
※モニターの前で1人誰かと話すうなぎ
うなぎ「予定通り、手はずは整いました。今夜、例の計画を実行いたします。」
※モニターの前で1人、黒い影の誰かと話すうなぎ
うなぎ「予定通り、手はずは整いました。今夜、例の計画を実行いたします…。」
場面転換
※夜の街をふらつく酔っぱらい 二人
酔っぱらいA「はーあ、これですっからかんだ…。」
酔っぱらいB「しっかしアレだなあ。居酒屋では酒の勢いに任せてポンポン金使っちゃうけど、ランチとなると100円でも渋っちまうんだから、こりゃあ不思議な話だぜ…。」
酔っぱらいA「つまりアレか、酒飲みながら仕事すれば経済周し放題ってことじゃあねえの?」
酔っぱらいB「おっ、違えねえ!いやあ、冴えてるなあ…。」
酔っぱらいA「酒が回ると、頭の回転も…ってね?」
酔っぱらいA・B「「わっはっはっは!」」
※明るいシーン先に入れて、妻の死との緩急
夜のコナハイムビルで突然謎の爆発事故が起こる。
酔っぱらいA「うお!な、なんだ…?」
酔っぱらいB「おいおい、お前が馬鹿なこというもんだからビル爆発しちまったじゃねえか!」
酔っぱらいA「いや、どんな因果関係だよ!」
酔っぱらいB「っと、くっちゃべってる暇ねえ!逃げるぞ!」
酔っぱらいA「あ、ああ…」
(ビルを上から爆発させていき、最後に倒壊する。セリフは、ないが効果音あり)
※酔っぱらいA、逃げながら近くの民家が爆発の被害に遭う場面を目撃する。
場面暗転
哲雄「う、うぐぐ…。一体何なんじゃ、何が起こったんじゃ…。」
※瓦礫でぺしゃんこになった婆さんを見付け、駆け寄る哲雄
哲雄「ば、婆さん…しっかりしろ、婆さん…!」
ナレーション「爆発の影響を受け、付近の民家の多くは甚大な被害を受けた。」
ナレーション「そうしてかつての勇者『志摩野哲雄』の妻は命を落としてしまうのだった…。」
場面暗転
哲雄「う、うう…」
※ボロボロの家の前で悲しみにくれる哲雄。
フリマ「あ、あの…すみません」
※爆発事故について謝罪をするためにフリマがやってくる。
哲雄「なんじゃ…」
フリマ「あの、昨夜の爆発事故の件で謝罪に伺いました。研究主任のフリマと申します…。」
哲雄「謝罪なぞいらん…」
フリマ「え…」
哲雄「謝罪も、賠償もいらん。妻を、妻を返してくれ…!」
哲雄「お前らは老人の命ひとつ、どうってことないのかもしれんがワシにとっては掛け替えのない妻だったんじゃ!頼む。妻を、妻を…!」
フリマ「すみません。すみません…!」
哲雄「うう…。」
※その場で崩れ落ちる哲雄
哲雄は、妻を返してくれとフリマに訴えるがどうにも出来ない。
場面暗転
哲雄「ふう…。」
※ため息をつく哲雄
哲雄『ワシとしたことが取り乱してしもうた。あの若いコには悪いことをしたわい。』
哲雄「しかし、何とか妻を生き返らせられないもんかのう…。」
※夜、哲雄は、1人妻を生き返らせる方法が無いかと悩む。
哲雄の祖父「哲雄…!ユニコーンキューブを使え!全ての願いが叶うアレを…!」
哲雄「そうじゃ、ユニコーンキューブ!アレの隠し場所は確か…。」
※ふと祖父「哲夫」が言っていたことを思い出し急いで祖父の墓へ向かう。
場面暗転
哲雄「はっ、はっ…。」
墓を掘る哲雄。
哲雄「こ、これがあのユニコーンキューブか…。」
※祖父の墓を掘り出しユニコーンキューブを発見する。
哲雄「しかしこれで本当に願いが叶うのかのう?ん…?」
※近くの墓の前で、昼間会ったフリマが泣いているのを見かける。哲雄は、気になってしまいフリマに話しかける。
哲雄「あんたは…昼間のお嬢さんじゃないか?」
フリマ「あ、その節は…。」
哲雄「こんなとこでどうしたんじゃ?」
フリマ「実は…私、あの爆発事故の責任を取ることになりまして。」
哲雄「そ、そうなのか…。」
フリマ「それでコナハイムをクビになっちゃったんですが、ホントこれから先どうしようかなって…。」
フリマ「あたし…、いつも悩み事があるときは大好きだったおばあちゃんに聞くことにしてるんです。おばあちゃんだったらどうする?どうしたい?って…。」
フリマ「でも今日は、声が聞こえないんです。ほんと、分かんなくなっちゃいました…あはは…。」
ここに背後から忍び寄る影。
(右側からうなぎのシルエットをゆっくりと左に出してくる)
うなぎ「ふふふ、おばあちゃんが答えないのなら代わりに俺が答えてやろう。」
フリマ「だ、誰!?」
うなぎがユニコーンキューブを持つ哲雄を見つけ言い放つ。
うなぎ「ふふ、ようやく見つけたぞ…!ジジイ、その手に持っているものをこちらに渡してもらおうか!」
哲雄「き、貴様!何者…ってぐわああああ!!」
容赦なく哲雄を攻撃してくるうなぎ。
フリマ「きゃあああああ!」
その爆風でフリマが墓地から少し離れたところに飛ばされてしまう。
哲雄「くうっ!いきなり何をする!」
うなぎ「ふん、貴様は何も知らないままここで命を落とすのだ。まあ十分長生きしただろう?」
哲雄「勝手なことを言いくさりよってから…。」
場面暗転
飛んで来たフリマの下敷きになるツル。
フリマ「いてて…って、あれ?思ったより痛くない…。」
ツル「はっはっは、どうやらいい仕事したようだな。怪我はないかい、お嬢さん?」
※どや顔でフリマの手を取ろうとするツル、だがその腕を捻りあげられる
ツル「なんで!?」
フリマ「あ、ごめん。なんか気持ち悪くて…、助けてくれてありがとう。」
フリマ『この男、中々タフそうな身体してるわね…。』
フリマ「あ、あの!こんなこと急に頼んであれなんだけど…あなた助けてくれない!?今、変なやつに襲われてて…。」
ツル「わかった!助けよう!」
フリマ「返答早っ!」
ツル「俺はね、マドモワゼル。コレまでの人生で女性の頼みを断ったことがないのさ。それは俺を産んでくれた母に対する感謝であり、そして…」
フリマ「じゃあ行こう!」
ツル「あっ、ちょっ、翼は引っ張らないでいてててててて!痛い痛い痛い!」
※うなぎの居る場所まで連れていくフリマ。
場面暗転
うなぎの容赦ない攻撃でボロボロになっている哲雄。
哲雄「ぐっ、ぐうう…」
うなぎ「ははは、伝説の勇者も年老いればこんなものか!」
哲雄『こ、こいつワシの事を知ってるじゃと…』
そこに颯爽と登場する、ツル。
ツル「はーっはっは!そこを行くおじいさん!お困りのようだな!」
ツル「困ったお年寄りには率先して席を譲る!優しさ溢れる正義の堕天使ナイスガイ参上!俺様が来たからには、何のしんぱいも…うげげげげ!」
言い切る前にうなぎの攻撃によって吹っ飛ばされる。
ツル「な、なんて無粋なやつなんだ!台詞を言い切る前に攻撃するな…んって!ぐげええええ!」
立ち上がり話し出すツルに追い打ちをかけるうなぎ。
場面暗転
フリマ「だ、大丈夫!?」
哲雄「ああ、お嬢さんか。そっちこそ怪我は無いか?」
フリマ「私は大丈夫…ってそれより!このままじゃあたしたちやられちゃう!あの変なヤツがやられてるうちに早く逃げましょ!」
哲雄「お嬢さん、アンタ何気に酷いやつじゃな…」
うなぎ「ブロロロロロロッ!」
ツル「ぐげげげげげげええっ!」
※ツルを殴り続けるうなぎ、やられまくってるツル
哲雄「まあ、心配ご無用。逃げなくても大丈夫じゃ」
フリマ「え?」
哲雄「なぜなら、奴はワシが片付けるからのう…」
※大きなオーラを放ち出す哲雄。
哲雄「やっとこさ戦い方を思い出したところじゃ。さて、そろそろ本気出すかのぉ~」
うなぎ「ふん、ジジイ風情が。少しは楽しませてくれると?」
※うなぎ、言いながらツルの翼を根元から引っこ抜く
ツル「うぎゃあああああああ!」
哲雄「楽しむ暇なぞ与えんよ」
そう言い終わると光の速さでうなぎを倒す。
(背景黒で白と黄色の光で戦闘エフェクトを付け効果音でうなぎが倒れたことを表現する)
場面暗転
地面に倒れているうなぎ
うなぎ「お、おのれ…私が完全体ならば、お前たちごときにやられることは…」
うなぎ、力尽きる
哲雄「ふん、捨て台詞が三流じゃのう。こんな奴に苦労するとは、ワシも年を取ったもんじゃ…」
場面暗転
華やかな映像(バラとかマーガレットなどの花を咲かせたものが背景)
ツル「へっへへ、あいつ…中々いいパンチしてやがったZE!」
何故かハリセン(ピコハンでも可)を持ったフリマが思いっきりはたく。
(フリマが叩く時に背景を普通に戻す)
フリマ「あれだけコテンパンにやられてよく言えるわね…」
ここで、1話終了
ED中に
にゃ~大佐がモニターに向かい
「了解いたしました。」
格納庫(モビルスーツデッキ?柵置き場w)にて、
にゃ~大佐「私のサクの準備は出来ているか?」
雑魚ネコ「完璧です。」
にゃ~大佐「外装が終っていないと聞いているが?」
雑魚ネコ「あんなものは、飾りですよ!上の者にはわからんのです!」
次回
『出撃!見せてもらおうか?伝説の勇者の力とやらを!!』